化学系研究者としての備忘録

博士課程を経験した者としての私見や興味を持ったことを発信します。

製薬業界の早期選考の重要性

この記事は化学系博士課程の方向けに書いていますが、他分野の方にも役立つ情報があるかと思います。良かったら見ていってください。

就職活動のタイミングについて

この記事に足を運んでくださった方の多くは「え?こんな時期に博士課程の就活の話?」と思う方もいらっしゃるかと思います。おおむねそれは正しいかと思いますが、ことさら「製薬業界」の就職活動では注意が必要です。

私の経験から

残念ながら私は製薬企業に入ることに挑戦して諦めた人間なのですが、持っている情報だけでも、この記事をご覧の皆様に届けたいと思います。私の実体験に基づくと、この記事を書いている時期(2023/06/20現在)には、2025年卒の説明会などが始まりつつあるのではないかと思います。

アカ〇クとの出会い

7月に「アカ〇ク」に登録し、アドバイザーのような方に「製薬業界に興味がある」という旨を伝えたところ、「実は、博士課程の方のための製薬企業の合同説明会があるので、そちらに参加しますか?」と言われました。その説明会は定員があり、キャンセル待ちということで対応していただき、無事に参加することができました。

説明会と懇談会

実際にその説明会に参加し、数社の説明会に参加して質問などもしていました。そうしたら、そのうちの一社から「今度弊社で懇談会があるからぜひ来てください。」とお声がけを頂きました。その「懇談会」はグループディスカッションもある、座談会のようなものでしたが、その会の最後に「ここにいらしてる方には是非弊社の早期選考を受けてほしい」と言って、表舞台には出てこない選考フローを案内されました。8月初旬までにエントリーシート、研究概要、Webテスト…など必要なものを済ますように言われ、「マッチした方には、8月中には内々定を出します」というスピード感でした。

製薬業界の特性

企業は水面下で青田刈りをしており、化学関連だと製薬業界はかなり顕著なほうだと思います。是非出遅れぬよう、皆様は情報にアンテナを立てておいてくださいね。興味のある企業は企業ページに行き、マイページを作っておくことを強くおすすめします。

早期選考の重要性

早期選考のフローに乗り遅れても通常の選考フローの案内も来るので、アンテナは張っておくと良いと思います(私の場合は10-12月頃に案内が来ました)。

【まとめ】